人間の理論と権利

私の主治医の話だが、
なんというか
私のためを思って言ってくれている
ことを分かった前提で
思うのだが、
時々感情的になっているというか
自分の本音をポロっと出す時がある
少年のような顔で見てきて
なんというか
こういう時、妄想が出る。
先生は私のことが好きなのではないかと。

そして 機嫌が悪い時が先生にもある。
そういう時、わたしはかなり疲れてしまって
また妄想になり
私のことが好きだから私があの人としゃべる
のが気に入らなくて機嫌が悪いのではないか
と。
だから極力、自分の感情を私にぶつけないで
ほしいと、思っていた。

しかし、先生だって人間なのだ。
どうしようもない時はある。
患者であることを主張して
主治医の行動、言動を
こと細かに制限して機械的に会話を
するように指定するのはどうなのだろう。
それじゃあ、あまりにも神経質に
なりすぎているのでは。
そこまで患者を尊重しなくても
主治医の意見、感情が多少混合しても
仕方ないかもしれない。
差別、人権、理論につながることではないのか。