このまえの続き

このまえ当時通っていた
塾で塾の先生のことを
話したが

誤解しないで欲しいのは
わたしは塾の先生が
辞めたから
学校へ行かなくなったり
塾を辞めたりしたのでは
ない

当時わたしは思考が回転しなくて
その時先生が塾を辞めたのは
自分のせいだと思った
それはカウンセラーに相談したから
辞めたのではなく、
自分が塾の教室で同じクラスの
超イケメンの男の子と仲良くなった
ちょうどその男の子が近くに来て
楽しそうに友達と話していた
わたしの隣の席が休み時間だったから
空いて、わたしの隣に座ったり
お互いシャイだから時々目と目が合って
わたしはニヤけてた
その時
その瞬間を
なんと
塾の先生が教室のドアの向こう側で
見ていた
そして
とてつもなく
わたしを
睨んでいた

わたしは我を一瞬振り返った

学校のカウンセラーの先生は
塾の先生は大人の男性で
子どものわたしを
好きにはならない
対象にしない
と言っていた
だから今起きたことは一体なんなのか?

待てよ  そもそも
わたしとその男の子が偶然同じような
黒のパーカーを着て
パーカーの下は同じ赤いシャツ
そしてデニムのズボン
わたしはデニムのスカート
お揃いのような洋服を二人毎回着てて
その男の子を意識し始めた時から
想えば先生の様子が変だった
妙に機嫌が悪かったり
わたしを見つめたり
その様子があまりにも変で
カウンセラーに相談したのが
きっかけだった

ということを
思い出し

ああ、もしかして

と思い
その次の日の授業には
もう担当を外れていた

わたしは
自分のせいで先生が辞めてしまった
しかも自分に好意を寄せて
あの男の子との
たったあれだけの
出来事で
辞めるまでになってしまった

と思い込んだ

しかもあまり話したことのない接点も
そんな無かった 
時々目と目が合って笑い合うぐらいの
間柄で
自分に好意を寄せるきっかけが
具体的には思いつかない
それはお互い生徒と先生を
あくまで前提として
関わっていたはずだった
本当に話すことは
三回あるかないか

だからわたしのことを見るだけで
長く同じ空間に居るだけで
男性(しかも大人の男性)やクラスの男子
やみんな男性は
自分のことを好きになるのではないか
と思ってしまった

ていうか
対人恐怖症じゃないけど
自分は何もしてないのに
男の子と仲良くなっただけで
先生が辞めるにまでなった
から、人と関わるのが恐くなってしまった
(特に男性)
だから今でも作業所とかデイケアとか病院とか
守られたというか
異性との関わりを基本持ってはダメな
ところでないと
なかなか怖くて関われない
そして自分は障害者と公言するのは
何もためらいが無い
そうすれば男性の大半は寄ってこない
(失礼な発言でスミマセン。)

以上